成都東軟学院

成都東軟学院は四川省都江堰市にある私立大学である。中国のIT系企業である東軟集団が運営する大学で、都江堰の他、遼寧省大連と広東省佛山にもグループ校がある。情報処理などIT系の学科を特徴としている。

2004年から留学生の募集をスタートし、現在では8人以上のグループに限って受け入れを行っている。主に欧米の大学などから、中国語、情報処理、中国文化などをセットにした数週間の短期研修を各大学などのニーズに応じてオーダーメイドで行っている。

都江堰は世界遺産で有名であるが、そこから10数kmにある青城山は気候や環境、空気の良さから、成都郊外の避暑地、観光地として知られている。高速鉄道が開通しており、地下鉄と乗り継いで成都市中心部まで1時間ほどとアクセスは非常に良い。

私立大学であるがゆえに仕方のない面もあるのだが、1学期学費が16,000元とかなり高い。それに見合う授業数や特色のある教科の開講など、今後の展開に期待したい。